ポンコツ離婚記~夫の不倫で壊れた夫婦~

マイホーム購入半年後に夫に不倫され離婚するまでの記録

2019年07月

初めて携帯を見た日に書く話

離婚を決断してから実際に私が引越しするまでは、約1か月半ほどかかりました。


引越し先の部屋のクリーニング等の都合上、これができる限りの最短でした。











私は休日のほとんどを引っ越し準備に費やしました。


ひたすら荷造り&引越し先で使用する家具・家電探し、


光熱費等の支払いを全て私名義から夫名義のカードへ変更、


そして思い出の品々を断捨離しました。


躊躇なくポンポンポンポン捨てていきつつも、


結婚式の返信ハガキ(全員分保管していた)を見た時だけはどっと涙が溢れ、ごみ袋に入れることができませんでした。













そんな私の気持ちなんてつゆ知らずの夫は、相変わらず悠々自適な生活を送っていました。


某週末、私が片付けを終えてリビングに戻ると夫がソファーで寝てしまっていました。


そして、すぐ横には動画かけっぱなしの夫ケータイが置いてありました。


これが何を意味するかお分かりでしょうか。


普段ロックが掛かっていて、毎日風呂場にまで持ち込むほど私に見られたくないケータイのなんとも無防備な姿。













思えば、夫と出会ってから今日まで、私は夫のケータイの中を見たことがありませんでした。


でも、この時はもう考える間もなく手が伸びていました。


怖いもの見たさでLINEのアイコンを開きます。


・・・すると、トップに表示されているのはやっぱりおくずちゃんとのトークなのでした。












なんということでしょう。


そこには、まるで私の知らない夫が居ました。


おはようからおやすみまでほぼ数分置きになされる甘いメッセージの数々


ハートマークの多用(私には使ったことない)


〇〇ちゃん専用スタンプの連投(当然私には使ったことない)








世間一般的に、パートナーの携帯を見ても良いことがないと言われる訳を実感しました。







・・・そして、もちろん性行為の感想やら避妊具の置き場所やら生々しい会話も多々ありました。


ふと、嫌な予感がして写真フォルダを開きました。


予感が的中しました。


出るわ出るわ、性行為中の写真と動画。


しかも、日付を見るとまだ一週間も経っていない・・・


私は、それらを自分のケータイに送っておきました。



〈写真〉


〈写真〉


〈動画〉


〈動画〉


〈ごめん見ちゃった〉













・・・そして、私は寝室に駆け込み布団の中で必死に自分を落ち着かせようとしました。


でも、あまりにショックな映像すぎてしばらく心臓のバクバクが治まりませんでした。


夫も、おくずちゃんも、何を考えているんだろう。いや、どうして何も考えられないんだろう。


悔しくて、悲しくて、涙が止まりません。














1時間位して、怒り狂った夫が寝室のドアを叩きつけるように入って来ました。


「ああああああ!!!!っっっざっけんなよ!!!!!!」


「なんだよこれ!!!!!お前、何がしたいわけ!?!?」

「見ちゃった、じゃねーよ!!!!!ふざけんなよ!!!!!」

「もう出てけ!!!!明日から出て行け、糞野郎!!!!!」



「・・・まだ引っ越し準備だって終わってないし無理だよ。」


「てかなんで転送してんの?消せ!!今すぐ消せよ、気持ち悪りい!!!!」


「いや・・・全てが片付くまでは消せないよ。」


「はあ!?それ持っててどうすんの!?何に使うの!?」

「ネットに流出でもしたらどうすんの??」



「別に見たくて持ってる訳じゃないし、ましてやネットに上げるわけないじゃん。」

「保険として持っておくだけだよ。」


(突然泣き出す夫)


「はあ・・・。今まで頑張って一緒にいてあげたのに。もう、無理だ。。。」


「・・・・・・」



一緒にいてあげた、ってなぜ上から目線の発言なんだろう。














今まで見たことのない形相で罵倒する主人の様子に危機感を感じた私は、


引越し準備を翌日までに終わらせ、入居日までの残り2週間ほどを急きょ実家で過ごすことにしました。


どちらかというと犬が苦手な両親に頭を下げ、飼い犬も連れて実家へ移ります。














・・・おくずちゃんにも慰謝料請求しよう。

私は、静かに決意しました。

終、そして続。

ついに決めてしまった離婚という選択。


やっと苦しい日々が終わるという安堵感が生まれる一方、やっぱり哀しさも拭えず。


一人になりたいなりたくない。板挟みな感情に戸惑いながら過ごしていました。













離婚を決めたその翌日、夫が帰宅するなり直球で言ってきました。


「ただいま。・・・で、俺はいくら払えばいいの?」


「慰謝料って意味?」


「そう。」


・・・私は、希望の倍近い額を提示しました。
(以前、探偵さんからアドバイスをもらっていたため)


「はあ???そんなの無理でしょ。頼むから勘弁してよ。」


「・・・私を傷付けたと思ってるんでしょ?反省してるんでしょ?」


「いやそれはそうだけどさー。。。大体、何を根拠にこの金額なわけ?」


「・・・慰謝料に内訳なんてないよ。。。けど、あなたが一切家事してこなかった苦労代位は乗せたい気持ち。」


「・・・それは分かるけどさー。。。」


「・・・・・・」


「ねえお願いだから分かってよ。。。俺だって捨てるような気持ちでいる訳じゃないんだから。。。」


「えぇ・・・えええ・・・うーん、そうなんだ。・・・じゃあ、多少下げてもいいかな。」



・・・はい、情に訴えられて簡単に折れました。
(今となれば、この段階でもまだ良い人ぶろうとする自分に腹が立つ)





そうして、結局ほぼ相場に近い金額で話がまとまりまるのでした。というより、まとめられた・・・??


主人を目の前にしてしまうと本当に流されるしダメダメな私です。














「あと、マンションはどうする?できれば売りたいけど、マイナスにしかなんないよね。。。」


「・・・俺が住み続ける。」


「え、、、将来転勤とかあったらどうするの?大丈夫なの??」


「それはその時なんとかする。」


「本当に?ってか自分の地元には戻らないの??」


「うん。こっちの方が住みやすいし、仕事のこともあるから。」


「そう、分かった。でも、私の名義は外して欲しい。」


「それは分かってる。」


「じゃあ、銀行に確認しておくね。」


「うん」
















この後も、少ない財産分与のことなど含めて話し合い、気付くと2時間以上が経っていました。


でも、思ったよりスムーズに取り決めが進みました。


私はそのままネットで一人暮らし先の賃貸物件を検索し、週末には内覧に行くことも決めました。













明確な目的が定まり、すべきことが山積みになると、少し気持ちが前向きになりました。


そして早速翌日から、契約の変更手続きなどできることを少しづつ行っていきました。


その週末には賃貸アパートの内覧に行き、引っ越し先を決めました。


築年数の経った1K、簡易的なミニキッチンには落ち込みましたが、腹を括りました。













この頃、秋刀魚が美味しい季節でした。


この日も夕食に秋刀魚を焼いて食べました。


引っ越し先の賃貸には魚焼きグリルがなかったので、もう秋刀魚が焼けなくなってしまうことが残念でなりませんでした。


秋刀魚ってなんでこんなに美味しいんだろう・・・


私は、最後の秋刀魚を味わいました。

合意

「俺、やっぱ無理だわ。離婚はしたくないけど、遊べないのも無理。」






今まで聞いたことのない、主人の諦めたような口調でした。







その瞬間、ずっと必死に堪えていたものが崩れました。







「そっか・・・。なんか、もう、そうするしかないのかもしれないね。」







「・・・・・・・」





「・・・・・・・」





「・・・・・・・」





「・・・・・・・」








しばらく無言が続きました。


主人は、時折ため息をついてうなだれていました。









「はあ・・・。もう、だめだ。」

「俺は誰と結婚したとしてもこうなるわ。」











「・・・・・そっか。わかった。」

「もう、そっち(離婚)の方向で話進めよう。」

「でも今日はもうこれ以上考えられないから諸々決め事は後日にして。。。」









「わかった。」











・・・あっという間の長い一日でした。



夫の尾行、彼女との対面、離婚の合意。



生気が抜けたようにふらふらして、まるで頭が働きませんでした。



そしていつの間にか汗と涙でぐちゃくちゃのまま眠っていました。



でもなぜか、離婚と決まったことで少しほっとしている自分に気が付きました。
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