ポンコツ離婚記~夫の不倫で壊れた夫婦~

マイホーム購入半年後に夫に不倫され離婚するまでの記録

2021年09月

慰謝料請求

相手方からの回答は、到底納得できるものではなかった。



1、相手方に慰謝料請求しないことを条件に夫婦間での慰謝料支払がされているため支払義務はない。

2、しかし、申し訳なく思っているので解決金として10万円を支払いたい。





絶 句・・・


そんな条件知らないしどこにも書いてないし、どういうこと????


しかも、10万円って・・・さすがに舐めすぎでは????


私は、自作の協議書を添付して先生に送信した。


「この通り、協議書のどこにもそのような条件はありません。金額も10万は納得できません。正直、反省が感じられません。」


『心情をお察し致します。さて、回答の方向性としては2パターンです。
①提示金額を引き下げ示談交渉を続ける。
②当初の請求額を維持する。この場合、相手は示談を打ち切り訴訟を提起するでしょう。』


「訴訟はなるべく避けたいので額を下げて交渉を続けます。」


『承知致しました。訴訟の時間やコストを考慮すると示談交渉が妥当かと思われます。』


「宜しくお願い致します。」



私は当初の3/4程度の金額を提示し、交渉を続けることにした。
















そういえば、住宅ローンはどうなっているんだろう。


予定していた期間を過ぎていたので夫に連絡を入れる。


「住宅ローンの件どうなってる?」


『担当者が遅くてどんどん遅れてるんだよね』


「ふーん」



念のため、銀行にも電話する。



『〇〇銀行ローンセンターです。』


「住宅ローンの件あとどれくらいかかりそうですか?」


『はっきりと申し上げられないのですが、順番に行っておりますのでもう少々お待ち下さい。』


「そうですか、分かりました。。」



結構手続き面倒なのかな。やっぱり住宅ローン先決を条件にしておいて良かったな。早く籍を抜いてしまいたかったけど、こればかりは待つしかなかった。















そして、あっという間に文書を送ってから1カ月が経とうとしていた。


その間全く連絡がないことに不安になり先生にメールをした。





「その後相手方の反応はありましたでしょうか?」


『はい、実はやり取りしていまして・・・。途中報告が欠けて申し訳ありません。』



先生が言うには、

今回相手が提示してきた金額は20万。ぶっちゃけ増額可能かどうかを確認中。

増額できなそうなら示談を打ち切り訴訟に入りましょう、とのこと。



そうなんだ・・それもっと早く言って欲しかったけど!



「承知致しました。また何か連絡がありましたら教えていただけるとありがたいです。」















一週間後


『相手方から回答が来ました。増額可能だそうです!ただ、具体的な金額は明記していないのでここからまた交渉になります。』


「連絡ありがとうございます。もう何回もやり取り面倒なので〇〇万で請求して下さい。ここが最低ラインだと思っているのでこれ以下なら訴訟に入りますって伝えてください。」


『そうですか、かしこまりました。そのように回答致します。』





私はここで勝負に出た。


もちろん私としても訴訟は避けたいけど、こんなちまちましたやり取りに疲れが溜まってきていた。
















そこからまた一か月程が経ちようやく相手から回答が来た。

慰謝料請求開始

先生との打ち合わせの後、私はネットに出回っているテンプレを参考に自力で離婚協議書を作成した。


内容としては慰謝料の件、財産分与の件の2点に清算条項を足しただけのシンプルなものなのですぐに作成できた。今度先生から連絡が来たら内容を確認してもらおう。


ところが、前回の打ち合わせから10日が経っても先生からの連絡がなかった。


不安になった私はメールを入れてみた。







「通知書の発送はいつ頃を予定されておりますでしょうか?」


『ご連絡が遅れてしまい申し訳ありません。精査に時間がかかっておりまして、来週中には発送できる予定です。文書案を送りますのでご確認ください。』


添付された通知書には、今回の件が簡潔にまとめられていた。


「確認致しました。こちらの内容でお願い致します。」







ついでに自作の協議書も確認してもらい、文言に問題はないとのことだったので2通作成して夫に送っておいた。


年末ギリギリの発送となった。何も知らないお二人は年末旅行を楽しんでいることだろう。
















そのまま新年を迎えた。


新年早々、夫から立て続けにラインが来た。




『あっちには請求しないでよ!頼むよ!!』


『本当に頼むよ!!!』


「私としては未だに納得できないことが多々あって、こうするしかなかったの」


『考え直してください。。。』


「そもそも、彼女は何と言ってるの?」


『彼女は本当に反省しているよ。でも、いきなりの請求に怖くなってる。』


「反省?本当に反省する気持ちがあるなら未だに旅行とか行かないのでは?」


『本当に謝罪する気持ちはあるよ』


「慰謝料請求後に言われても一切信じられない!!急に慰謝料請求されて焦ってるだけでしょ?」


『ごめんね』


「今更そういうのは求めてません」


『はあ、、とりあえずしかるべき対応は取ります。』















この人たちの言う反省、謝罪ってなんだろう。


それはあくまで受け手側が判断することであって、本人がそれを言ってはおしまいだと思う。


本当に謝罪する気持ちがあるならその単語を使わずに自分の言葉で気持ちを述べて欲しい。


結局、最後まで彼女から私に対して謝罪されることはなかった。










私はただただこの二人に対して誠意のある態度を取って欲しかった。


しっかり話し合いができていれば、誠意を持って謝罪をされていればここまでやらなかったと思う。


でも、あまりに何も分からずひたすらに不安だった。


そもそも、そんな誠実さがないからこんなことになってるんだろうけど・・・

















二週間程が過ぎたころ、先生から連絡があった。


『相手方の弁護士を通して回答が来ましたので転送致します。』


内容は、到底納得できるものではなかった。

慰謝料請求方針

弁護士の先生との打ち合わせ当日。緊張しながら事務所へ向かう。





『本日は宜しくお願いします。決意が固まったようですね。』


「そうですね、固まりました!」


『では、早速ですが初回の交渉金額をいくらにしましょうか?基本的にここから下がることはあっても上がることはないので高めの金額設定をしておくのが無難です。また、相手方は当初の請求額と実際の支払額の差額に対して弁護士費用を支払うことになります。』


「向こうの弁護士費用が安く収まるってことですか?」


『仰る通りです。』


「うーん、そうですね・・・ぶっちゃけ、最低〇〇万位貰えればいいかなと思っているんですけど笑」


『では、希望の2倍以上ですがキリが良い〇〇万でどうですか?』


「はい、それでお願いします!」


『あとは通知書の内容ですが、一般的に記載される事項に沿って作成を進めて宜しいでしょうか?』


「はい、お任せします。送る前に確認はさせてもらえますか?」


『もちろんです。送付前にはメールで文書案を送りますのでご確認お願いします。』


「分かりました。」


『では作成後にまたご連絡致します。』


「あとですね、離婚協議書なんですけど、内容がシンプルなので自分で作成しようと思います。それで、文書に変な言い回しとかがないかチェックだけして頂きたいのですが宜しいでしょうか?」


『構いませんよ。そちらも文書ができ次第送ってもらえれば確認します。』


「ありがとうございます!」














弁護士を付けたことで強気になった私の足取りは軽快だった。


そういえば、住宅ローンの件は連絡がないけどどうなっているんだろう?


夫に連絡してみる。





「住宅ローンの件進んでるの?」


『来週団信の再手続きしてくる。あと1か月半くらいで完了する見込み』


「そうなんだ。了解。では今月分の生活費もよろしくお願いします」











ちゃんと進んでいるようでほっとした。


あと少し、最後までしっかりきっちりやり遂げよう!


駅ビルのイルミネーションとクリスマスソングが嫌でも流れ込んで来る時期だった。
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