私達がマンション購入前に住んでいたアパートはエレベーターなしの建物で、トランクルーム等も付いていなかったためタイヤは私の実家で保管していた。
それまでタイヤの事は全く頭になかったけど、夫からの連絡で思い出した。
『スタッドレスお義父さんに持ってきてもらえない?』
あまりにさらっと言ってくるので一瞬そういうもんかと思ってしまった。
いやいや、どこまで無神経なんだろう・・・
面倒だなと思いつつも、このまま置いておくわけにもいかないのでお母さんに連絡をした。
「夫から連絡があって、冬タイヤ持ってきてほしいって言ってるんだけど・・・」
『そんなの、自分で取りに来てよ!わざわざ届けるなんてバカバカしいでしょ!!』
「うん・・・そうだよね。伝えておく。」
『当たり前でしょ!どこまで無神経なんだか。』
「そうね・・」
『でも、ちょうどよかった。一度、本人と話しておきたいと思ってたの。』
「そっか。わかった、それも伝えておくね。取りに来る日が決まったらまた連絡するね。」
思えば、不倫発覚から今日まで、両親と夫が話す機会は一度もなかった。
両親としても、当然色々と思うことがあったと思う。
そのまま夫に連絡した。
「タイヤは自分で取りに来て。」
『わかった。じゃあ〇日の〇時頃に取り行く』
「了解」
『庭の入り口辺りにまとめて置いておいてもらえる?』
「???良いけど、うちの親が直接話したいって言ってたよ。」
『それは嫌だな』
「・・・わかったよ」
『入口に出しといてね』
「了解」
後日、彼はのこのこやってきてタイヤを積み込みそのまま帰っていったらしい。
私は、最後に一度くらい両親に対して誠意を見せて欲しかった。
普段から私の両親には色々とお世話になっていたので、何かしら一言くらいあるだろうと思った私が馬鹿だった。
結局、最後まで彼は両親を避け続け、一言も言葉を交わすことはなかった。
いくら当事者間の問題とはいえ、逆の立場だったら私はこんな対応はできない。
このことが何だかもやもやして心に引っ掛かっていた。
それから間もなくのこと。
私は、夫のカード明細がつい気になってwebでチェックしていた。
同居中からお金の管理は全て私任せだったため夫名義のカード明細から楽天、アマゾンのログインも自由にすることができた。ずぼらな夫は当然パスワードの変更などする気配はなかった。
すると、気になる明細を発見した。
【楽天トラベル】
なんです、と・・・??
すぐに楽天トラベルの予約を確認する。
【12月〇日 ご宿泊予約 2名様 セミダブル 喫煙】
あった、ありました。どうやら、彼らは年末旅行を計画していた様だった。この期に及んでなんて能天気な人達なんだろう。
そうか、だからスタッドレスタイヤが必要だったんだ。合点がいった。
がっかりした。
そしてすぐに怒りがこみ上げてきて、やっぱり何が何でも慰謝料請求してやろうと決意が固まった。
後日、弁護士の先生に電話をする。
「色々考えまして、やっぱり慰謝料請求しようと思います!金額というよりも、あくまで形上として請求しておきたいと思いました。」
『そうですか。分かりました。・・では、今後の方向性を固めるためにもう一度事務所の方へお越し頂けますか?』
「はい!」
『では宜しくお願い致します。』
いよいよここまで来たんだな。
不倫が発覚したあの日を遠い目で見る思いだった。
それまでタイヤの事は全く頭になかったけど、夫からの連絡で思い出した。
『スタッドレスお義父さんに持ってきてもらえない?』
あまりにさらっと言ってくるので一瞬そういうもんかと思ってしまった。
いやいや、どこまで無神経なんだろう・・・
面倒だなと思いつつも、このまま置いておくわけにもいかないのでお母さんに連絡をした。
「夫から連絡があって、冬タイヤ持ってきてほしいって言ってるんだけど・・・」
『そんなの、自分で取りに来てよ!わざわざ届けるなんてバカバカしいでしょ!!』
「うん・・・そうだよね。伝えておく。」
『当たり前でしょ!どこまで無神経なんだか。』
「そうね・・」
『でも、ちょうどよかった。一度、本人と話しておきたいと思ってたの。』
「そっか。わかった、それも伝えておくね。取りに来る日が決まったらまた連絡するね。」
思えば、不倫発覚から今日まで、両親と夫が話す機会は一度もなかった。
両親としても、当然色々と思うことがあったと思う。
そのまま夫に連絡した。
「タイヤは自分で取りに来て。」
『わかった。じゃあ〇日の〇時頃に取り行く』
「了解」
『庭の入り口辺りにまとめて置いておいてもらえる?』
「???良いけど、うちの親が直接話したいって言ってたよ。」
『それは嫌だな』
「・・・わかったよ」
『入口に出しといてね』
「了解」
後日、彼はのこのこやってきてタイヤを積み込みそのまま帰っていったらしい。
私は、最後に一度くらい両親に対して誠意を見せて欲しかった。
普段から私の両親には色々とお世話になっていたので、何かしら一言くらいあるだろうと思った私が馬鹿だった。
結局、最後まで彼は両親を避け続け、一言も言葉を交わすことはなかった。
いくら当事者間の問題とはいえ、逆の立場だったら私はこんな対応はできない。
このことが何だかもやもやして心に引っ掛かっていた。
それから間もなくのこと。
私は、夫のカード明細がつい気になってwebでチェックしていた。
同居中からお金の管理は全て私任せだったため夫名義のカード明細から楽天、アマゾンのログインも自由にすることができた。ずぼらな夫は当然パスワードの変更などする気配はなかった。
すると、気になる明細を発見した。
【楽天トラベル】
なんです、と・・・??
すぐに楽天トラベルの予約を確認する。
【12月〇日 ご宿泊予約 2名様 セミダブル 喫煙】
あった、ありました。どうやら、彼らは年末旅行を計画していた様だった。この期に及んでなんて能天気な人達なんだろう。
そうか、だからスタッドレスタイヤが必要だったんだ。合点がいった。
がっかりした。
そしてすぐに怒りがこみ上げてきて、やっぱり何が何でも慰謝料請求してやろうと決意が固まった。
後日、弁護士の先生に電話をする。
「色々考えまして、やっぱり慰謝料請求しようと思います!金額というよりも、あくまで形上として請求しておきたいと思いました。」
『そうですか。分かりました。・・では、今後の方向性を固めるためにもう一度事務所の方へお越し頂けますか?』
「はい!」
『では宜しくお願い致します。』
いよいよここまで来たんだな。
不倫が発覚したあの日を遠い目で見る思いだった。